今年の5月にお引渡ししたW邸のQ値、新住協QPEX Ver2.72で計算してみました。
(計算条件: 相当隙間面積1.0㎠/㎡・換気回数0.3回灯油の暖房機はシステム効率85%、電気HPエアコンは200%・室温設定20℃・就寝時18℃)
木造二階建て 床面積 116.34㎡ 気積303㎥
Q値 1.41W/㎡・K
断熱仕様 :基礎防蟻EPS-75㎜ 壁付加断熱 HGW16-100×2 屋根断熱 HGW16-105×2
窓 :樹脂サッシペアガラス・アルゴンガス・LOW-E
換気 :第三種ダクトレス換気
暖房 :HPエアコン4.0KW×1台(床下設置・送風ファン及びダクトあり)
C値 :内装前気密測定 0.5㎠/㎡
仮に、鶴岡市の次世代省エネ基準Q値2.4W/㎡・Kで建築した場合は
暖房用灯油消費が1,346ℓ、電気が5,884kwとなるので、計算書からおおよそ半分のエネルギーで暖房できることがわかる。
更にグレードアップ…
■この住宅の換気を第三種から熱交換タイプ90%に替えた場合
Q値は1.41⇒1.27W/㎡・Kに性能があがり 暖房灯油消費量 647ℓ⇒543ℓ
となり104ℓ少なくなる。
■更に窓をトリプルガラス・Wアルゴン・WLOW-Eにした場合
Q値は1.27⇒1.09W/㎡・Kに性能があがり 暖房灯油消費量 543ℓ⇒412ℓ
となり131ℓ少なくなる。
性能を上げた場合はランニングコストはもちろん温度環境もよくなりますね、コストも上がりますが…(汗)今度はグレードUP概算コスト比較をします!
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